知って得するお役立ちガイド
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- ファイナンス
みなさん、こんにちは。
COMG!ファイナンスサービスグループの斎藤愛子です。
COMG!では、
【本当に必要な人に、本当に必要な情報を!】
というミッションのもと
誰でも実践可能でお金と賢く付き合う方法を
お伝えしています。
さて、今回のテーマは
「生命保険は何歳まで必要なのか?」についてです。
先日、79歳の女性が毎月26,000円の生命保険料を
支払っているケースを耳にしました。
社会保障制度が整う日本では、
「高齢になった時、生命保険が本当に必要なのか?」
と考えさせられるケースです。
生命保険は
● 遺族の生活費
● 葬儀費用の準備
の目的で加入するのが一般的です。
しかし、79歳で子どもが独立し、自立している場合、
これらの役割は薄れることが多いです。
加えて、日本には高額療養費制度や介護保険制度があり、
高額な医療費や介護費用も抑えられます。
こうした社会保障制度を利用することで、
多くのリスクに備えることができます。
では、どのくらいの貯えがあれば生命保険が不要といえるのでしょうか?
例えば、
① 葬儀費用:平均的な相場は150万~200万円
② 医療費や介護費用:100万~200万円
合計で300万~400万円の貯えがあれば、
生命保険を解約しても問題がない場合が多い
と考えられます。
この金額があれば、家族に負担をかけずに対応できる可能性が高いです。
一方で、毎月26,000円の保険料を払い続けると、
1年間で約31万円
5年間で約155万円
を支払うことになります。
この支出を生活費や貯蓄に回したり、
趣味や家族との時間を充実させたりする方が、
人生の満足度を高める選択肢になるかもしれません。
高齢になったときこそ、生命保険の必要性を見直すタイミングです。
貯蓄額や公的保障を踏まえ、
「本当に必要か?」と考えることで、
家計の負担を軽減しながら安心感を得ることができるのではないでしょうか。
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